2月8日(土)、【一人で悩みや不安を抱えていませんか?「不登校・ひきこもりと 女性をとりまく問題を考える」】が、登米市宝江ふれあいセンターを会場に開催されました。主催は不登校の子どもや家族を支える会 ほっとスペースわっか(共催:NPO法人スマイルむさし / 後援:登米市教育委員会)


この講演会は、女性の様々な役割や子どもの不登校やひきこもりに悩む親御さんが抱える「生きづらさ」について学ぶ機会として開催され、男性の方の参加もあり、多くのみなさんが聞入っていました。

 

講師:女性のためのとまり木・リカバリートレーニングセンター「しおり」施設長 小川 真美 氏

「理想の女性・男性、女性らしさ・男性らしさなどの社会の期待を内在化した『あるべき姿』を求めすぎることで悩み苦しくなる」、「女性の問題は、イコール男性の問題でもある」と小川さん。

また、各々が抱える悩みや生きづらさ・息苦しさから、生き延びるための術が「精神的、身体的症状」・「依存症」・「不登校・ひきこもり」として現れるとのこと。根本となる部分にアプローチしてあげて和らげることが大切だそうです。

実際にひきこもり・苦しんでいる方であっても、日々専業主婦・家事手伝いをされているという周囲や家族の認識から、特に女性には援助の手が届きにくいとのことで、女性も男性も関係なく苦しんで悩んでいる方がたくさんいらっしゃるとのこと。

「生きづらさ」は、社会や対人から生まれるもの。問題を抱える人や家族だけではなく、周りの人たちも行動や言動を見直していくことが大切だと改めて考えさせられました。

また、講演会の後には座談会も開かれ、相談したり、悩みを話したり、と安心の場にもなっていました。

 


【ほっとスペースわっか】
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【女性のためのとまり木・リカバリー(回復)トレーニングセンター「しおり」】
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