3月10日(水)登米市米山公民館を会場に、第6回登米市地域づくりミーティングが開催されました。
今回は22名の市内コミュニティ事務局職員が参加し、内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局/内閣府地方創生推進事務局主催の 『 「小さな拠点」づくり全国フォーラム 』 をオンラインで視聴しました。

「小さな拠点」とは、小学校区など、複数の集落が散在する地域(集落生活圏)において、商店、診療所などの日常生活に不可欠な施設・機能や地域活動を行う場所を集約・確保し、周辺集落とコミュニティバス等の交通ネットワークで結ぶことで、人々が集い、交流する機会が広がっていく、集落地域の再生を目指す取組です。
今回の全国フォーラムでは、基本的な「小さな拠点」の概要から、買物支援、地域交通、福祉、JA、郵便局、特定地域づくり事業協同組合制度といった幅広い内容が紹介されました。

 

 

 

【第1部】講演・事例発表

●講演「「⼩さな拠点」とは何か-原点を振り返る-」
明治⼤学農学部 ⼩⽥切徳美 教授

●事例発表①「梼原町のまちづくり 生きるしくみをつくるために考え方を変えよう 」
前⾼知県梼原町⻑ ⽮野富夫 氏

●事例発表②「丸森町筆甫地区の限界集落チャレンジ とにかくやってみる 」
⼀般社団法⼈筆甫地区振興連絡協議会事務局⻑ 吉澤武志 氏

●事例発表③「地域の”コミュニティセンター”を目指して」
株式会社良品計画ソーシャルグッド事業部スペースグッド担当部⻑ 河村玲 氏
株式会社良品計画 無印良品 直江津コミュニティマネージャー 古⾕信⼈ 氏

●事例発表④「「働き方をデザインする」海⼠町複業協同組合」
島根県海⼠町複業協同組合事務局⻑ 太⽥章彦 氏
島根県海⼠町交流促進課主事 宮原颯 氏

 

【第2部】分科会(各団体事例紹介)※今回は分科会①に参加しています。

●分科会①「JA グループにおける⼩さな拠点づくりの取り組みについて」
全国農業協同組合中央会(JA 全中) 福園昭宏 氏

●分科会②「地方創生に向けた取組み」
日本郵便株式会社 篠原勝則 氏

●分科会③「絆を結ぶ居場所から地域づくりの拠点へ」
(公財)さわやか福祉財団 鶴山芳子 氏

●分科会④「支え合う仕組みを地域につくるコミュニティ・カーシェアリング」
(⼀社)日本カーシェアリング協会 吉澤武彦 氏

 

今回、様々な事例が紹介され地域づくりの参考になったかと思います。
地域課題の解決に向けて、まずは出来るところから始めていき、やってみてうまくいかないところは中止や修正をし、経験を繰り返していくことで地域のできる幅を広げていきましょう。