助成事業名
伴走型就学・学習支援活動助成
実施団体
公益財団法人 樫の芽会
募集時期
2025年1月14日(火)~2025年3月7日(金)正午
関連URL
https://www.kashinomekai.or.jp/assisting/
お問い合わせ先
公益財団法人 樫の芽会 事務局(担当:山北)
TEL:03-3222-6481 (つながりやすい時間:平日 9:00~12:00,13:00~17:00)
E-Mail:kashinomekai6482★jcity.maeda.co.jp(★を@に変更してください)
目的等
現在、子どもの貧困は社会の重要課題の一つであります。政府は、子どもの貧困対策推進法や生活困窮者自立支援法を制定し、その対策に取り組んでいます。また、様々な調査・研究から、貧困にあえぐ子ども達がそれぞれの置かれた境遇から脱して自立して生活できるようになるためには、高校・大学・専門学校等を修了することは極めて大切とされています。
子ども達の学びたい気持ちを応援するため、住民税非課税世帯・準ずる世帯の学生に対する高校・大学・専門学校等の授業料免除・減額、入学金支給や給付型奨学金などが、国・自治体レベルの施策として拡充されつつあります。しかしながら、それら制度を活用するためには高校・大学・専門学校等に入学しなければなりません。
そこに至るまでにあると望ましい受験料免除や教育費(塾・模試・英語検定料)補助、そして高校・大学・専門学校等への進学意欲を喚起・継続できるような環境整備や様々な課題を抱えている保護者への支援においては、まだまだ不足しているのが現状です。
支援が必要とされている子ども達が置かれている環境は、実に様々です。それぞれの問題や課題の内実を子細に見ていくと、きめ細やかな対応が必要とされています。現在、NPO・市民活動団体の熱意ある職員やボランティアスタッフ(学習支援員)によって、各地に様々な「学びの場」が運営されています。個々の「学びの場」にて学習支援員が、マンツーマン又は比較的少人数で支援を必要としている個々の学習者に向き合い、課題解決や就学環境への適応プロセスを支援しています。
本活動助成事業は、それらの団体に対して資金面で支援し、支援を必要とされている子ども達の就学環境の改善を図ると共に高校・大学・専門学校等への円滑な就学(進学)及び修学(卒業)を支援するために助成をします。
内容/対象
◆助成対象団体
1.次の2つの団体に助成します。
(法人格の有無は問いませんが、助成額の制限があります。日本国内での非営利活動が対象です。)
① 高校・大学・専門学校等への進学・卒業を支援する活動団体
(既に当該学習支援活動の実績がある団体)
② 現在の活動を拡充して、高校・大学・専門学校等への進学・卒業を支援する活動にチャレンジする意欲のある団体
(団体としての活動はあるが、今回、新たに学習支援活動を開始する団体)

◆助成対象活動
中学生及び高校生並びに大学生等を対象とした非営利の学習支援活動のうち、
① 公的施設等を利用して、参加者一人ひとりの習熟状態や学習環境に合わせた個別学習支援活動。
② 地域の大学と協力して、大学生ボランティアによる学習支援活動。
③ 訪問型支援や集合教育とのハイブリッドな学習支援活動。
④ 重度の障がいや困難を抱えている学生への継続的な学習を包括的に支援する活動
⑤ 高校・大学・専門学校等への進学を目指している学生の保護者への生活改善や子育てに関する指導・相談を行っている活動
⑥ 学習支援員を育成する活動、並びに教材や学習ツールを制作・開発する活動等。
⑦ 上記に類似する活動(イベント・体験・課外活動、課題解決に取組む協議会等)
助成金額
1 件当たり、上限 30 万円~300 万円、1法人・団体当たり、2件まで応募可。
応募方法
関連URLより当該団体のホームページにてご確認ください。
選考方法
選考委員会にて審査後、理事会にて決定します。審査の過程では、必要に応じて、申請書の内容に関するヒアリング調査などへの協力をお願いする場合もあります。
決定時期
令和7(2025)年5月末までに、採択結果を応募者に申請システム(Graain)を通してメールで通知します。
助成事業の実施期間
令和7(2025)年7月1日から令和8(2026)年 3 月 31 日迄
備考
関連URLより当該団体のホームページにてご確認ください。