9月8日(木)、令和4年度第3回登米市地域づくりミーティングを開催しました。
今回は、文部科学省主催、令和元年度第72回優良公民館表彰にて「最優秀公民館」を受賞された白石市斎川公民館の取組をオンライン形式で学びました。
主催:登米市  共催:とめ市民活動プラザ

 

白石市斎川公民館 斎川まちづくり協議会 事務長 佐藤 幸枝 氏(左)
白石市市民経済部まちづくり推進課 まちづくり支援係長 佐々木 さつき 氏(右)

 

斎川公民館が、地区の住民が主役の地域づくりに取り組むきっかけは地域の小・中学校の閉校が決まったことでした。
それまで学校と地域が連携して運動会や作品展などの活動を行い、学校が地域コミュニティの核となっていましたが、閉校することで住民同士の交流や活躍の場もなくなってしまうことに危機感を持ち本格的に動き始めたそうです。
そこから地域の現状を知るために住民アンケート調査を実施し、地域課題解決に向けて住民を巻き込みながら徐々に公民館主体から住民主体の事業に移行してきたそうですが、年代を区切った世代別会議や行事・会議・組織の棚卸しの方法など登米市内のコミュニティ組織でも活用できそうなことも多く、大変参考になる研修内容でした。
斎川公民館でも全ての事業が住民主体の方式になっているわけではなく、現在も悩みながら取組を進めている最中のようです。
地域づくりは一朝一夕にはいかず時間をかけて進めていかなければなりません。
登米市でも各コミュニティ組織の地域の課題解決に向けて取組が進められていくことができるようにとめ市民活動プラザでもサポートしていきたいと思います。