1月15日(水)、登米市南方公民館を会場に、登米市公民館等連絡協議会と合同で
「マネジメント講座~将来につながる人材育成のために~」を開催しました。

今回は、公民館長・ふれあいセンター長などの管理職の皆さんのほか、職員の方々も参加され
円滑に業務をこなすための良好な人間関係のつくり方や、コミュニケーションの図り方等を学びました。

 

 

講師:経営コンサルティング波多野事務所
代表 波多野 卓司 氏

 

 

 

最も大切なこととして、対話の基本に「訊く・聴く・認知する」を取り入れることだそうです。
 ・訊く (尋ねる)
 ・聴く (全身で、身をいれてきく)
 ・認知する (認める、受け取る)

 

「人は、自分のことを分かってくれる人のことを信頼し、自分のことを分かってくれるということは、自分の存在を受け入れてくれると感じ、居場所ができ、組織に所属していたいと思い安心する」と、波多野さん。

また、スタッフの定着についてもコミュニケーションが大切と話され、
入社後半年間は、組織ぐるみ全員で、この人を支えていこう!という風土や、その意識をリーダーが宣言するだけで「この組織は、自分をきちんとみてくれている」という安心感を与え認知につながります。とも。

講話終了後の質疑応答では、「相手に合わせるための心構え」について質問があり、「相手の長所と短所を丸ごと受け止めたたうえで、良い部分に強めにフォーカスすることがコツ」と話されました。

仕事が立て込む時期などは、悪気がなくてもコミュニケーションが不足しがちになりますが、相手の目をみて聴くことや、頷くこと、言葉を受け取るなど、小さな認知の積み重ねが良好な人間関係を築くそうです。
また、リーダーの方の声がけもチームの一体感を生むというから、大事ですね。
ささやかなコミュニケーションを積み重ね、一人ひとりの力を十分に発揮することができるよりよい組織づくりにつながる講座でした。

参加された皆さん、講師の波多野先生、ありがとうございました!